木津に寄付で築いた義父の金城
生酢が好きなキツツキが気付いたkillの跡
木槌で傷付いた逃走のキツツキ慌てて木筒に入る
「ちとキツいがしょうがない 菊を供えられるよりキュウキュウキツい方がマシさ」
さりとて犯人近くをギルギルと木槌で音を鳴らしグルグル徘徊中
さぁどうするキツツキ? 生酢をくれた義父はもう口を利くこともできないぞ
絹糸のように細い希望に縋るか?
棋譜を読むように先手を打つか?
あぁそれとも絆とやらを信じて賭けにでるか?
まぁどれも気狂いのわたしには効くまい
ギルギル ギルギル ギルギル
……あぁ飽きてきた 気分屋というのも困り物だ
さぁ隠れん坊はもう終わり 最初から気付いていた
木筒に入ってるキツツキにも 今わたしを見てる気付き者にもな