2025年3月29日土曜日

幽か

私があなたの前からいなくなって
どれほど経っただろう?
寄せては返す波のように
消えない想いは募るばかり
会いたいよ 会いたいけど
意気地無し 根性無し
あなたの隣に行ったところで
どうせ見えないくせに

私の事まだ覚えてもらえてますか?
どれほど経ったって私は
夜を越えて朝を迎えても
消えない哀しみに顔を背けて
あなたの傍に行けないの
意気地無し 根性無し
あなたの傷跡から目を背けてる
どうせ触れないくせに

あなたに拾って貰ったこの心を
どれほど大切にしても
予備なんて無いのに失くして
消えない思い出だけが残って
あの日吐いた嘘に苦しんで
意気地無し 根性無し
あなたとまた話したいの
どうせ伝えれないくせに

どうせ何も出来ないならば
どうせ忘れられるくらいならば
私の方から忘れたいのに
どうか忘れないでと
あなたの事が忘れられないのです
意気地無し 根性無し
あなたにまた出会えたらなんて
どうせ戻れないくせに

白百合に囚われる

黒い髪、白い髪 黒い瞳、緑の瞳 傷だらけの体、玉のような肌 顰めっ面、微笑み 隙のない佇まい、いつでも殺せそうな儚さ 執事、主人 守る者、守られる者 ……あぁ二人は全く違う。 愛しい人、こんなに違うのにあなたは私を愛してくれる。手を差し伸べてくれる。 その美しい手で私を救ってくれ...