2025年4月1日火曜日

好きなもの─桃の場合─

そこの君よく聞きなさい、桃は良いぞ。
まず見た目が可愛い。丸くてふっくらしてて可愛く、淡く色付いた紅色とまろみのある白が綺麗で美味しそうだ。

香りもたまらない。甘やかながらどこか上品で鼻腔をくすぐられると、思わず舌の裏に涎が溜まってしまう。

そして味だ。齧るとその甘さと濃さに思わず喉がギュッとなってしまう。さながら女神が微笑んでいるようだ。
しかしながらクドくなく後味は始めを思うと存外あっさりしている。

桃は良いぞ。
花言葉が天下無敵だ。強い、格好良い、最高だ。
何にでもなる。ジュースにも、飴にも、酒にも、ジャムにも、何なら漬け物にだってなる。

桃は良いぞ。
御伽噺に出てくるし、神話にだって出てくる。
縁起物だし物語内では何やら凄い効能である事が多い。

桃は良いぞ。
桃は代表的な白桃と黄桃が有名だがそれ以外にもある。ネクタリンは桃に入るのだろうか?どう思う君。

桃は良いぞ。
美味い、可愛い、素晴らしい。
しかしそれを君に押し付ける気はない。人の好物は人それぞれだ。私が桃が好きという話しなだけだ。

桃は良いぞ。
君は何が好きだ?

気付く

木津に寄付で築いた義父の金城 生酢が好きなキツツキが気付いたkillの跡 木槌で傷付いた逃走のキツツキ慌てて木筒に入る 「ちとキツいがしょうがない 菊を供えられるよりキュウキュウキツい方がマシさ」 さりとて犯人近くをギルギルと木槌で音を鳴らしグルグル徘徊中 さぁどうするキツツキ?...