2025年5月21日水曜日

石巌思索

雨が降っている
雨が降っている
我が身を穿つ
我が身を濡らす
天のなんと暗きこと
向かいの白き山靄は寒し
手前の小さな露草は淋し
雨よ
雨よ
何故我が身を穿つ
何故我が身を濡らす
ああ
ああ
そうか
天の上は誰もおらぬゆえ
雲は我が子を落とすのだな
地上はきっと楽しかろうと
それでも雨が我が身を穿つのは
我が身を濡らすのは
落とされた雨も淋しいからだ

気付く

木津に寄付で築いた義父の金城 生酢が好きなキツツキが気付いたkillの跡 木槌で傷付いた逃走のキツツキ慌てて木筒に入る 「ちとキツいがしょうがない 菊を供えられるよりキュウキュウキツい方がマシさ」 さりとて犯人近くをギルギルと木槌で音を鳴らしグルグル徘徊中 さぁどうするキツツキ?...