2025年3月11日火曜日

いこいの森

小学校のすぐ近くにある森

迷いも出来ない小さな森

きっと地図にその名はない

だけど皆がそう呼ぶのだ

いこいの森


朝は鳥たちが木々の隙間で鳴き

昼休みに子供たちが駆け回り

夜中には虫たちが合唱する

誰がつけたか知らぬが皆呼ぶのだ

いこいの森


春は端の桜を子供たちに降らせ

夏は虫たちの影になり

秋は置かれた原木に茸を実らせ

冬は鳥たちの枕になる

太陽と月が巡るように

だから私は今日もそう呼ばれるのだ

いこいの森、と

気付く

木津に寄付で築いた義父の金城 生酢が好きなキツツキが気付いたkillの跡 木槌で傷付いた逃走のキツツキ慌てて木筒に入る 「ちとキツいがしょうがない 菊を供えられるよりキュウキュウキツい方がマシさ」 さりとて犯人近くをギルギルと木槌で音を鳴らしグルグル徘徊中 さぁどうするキツツキ?...