2025年5月6日火曜日

花笑み

高い 高い 容易に手が届かぬ岩肌に咲いた花になれたなら
誰にも煩わされることなく 空や海を眺めることができるだろうか
ゆらゆらと 風に体を靡かせ波音に耳をすませ
時間にとらわれず 空腹に喘がず ただのんびりと

そうやって光が延びる境界線を眺め続けて私は 次の生の事を考えるのだ
考えて考えて考えて 此度の生に満足して風に体を散らして朽ちるのだ

気付く

木津に寄付で築いた義父の金城 生酢が好きなキツツキが気付いたkillの跡 木槌で傷付いた逃走のキツツキ慌てて木筒に入る 「ちとキツいがしょうがない 菊を供えられるよりキュウキュウキツい方がマシさ」 さりとて犯人近くをギルギルと木槌で音を鳴らしグルグル徘徊中 さぁどうするキツツキ?...