昭和51年
令和3年
昭和五十年
平成12年
昭和六十年
令和二年
昭和52年
平成十六年
昭和63年
昭和50年
平成二十八年
昭和五十三年
平成元年
わたしの手元に来るまでにどれだけの景色を見てきたんだろうなぁ
暗い箱に入れられて
たまに外に出されて
時には自販機の下やどこかの道に転がっていたのかもしれない
丁寧に扱われたのかな?
それとも雑に投げられた?
どんな道程を歩んできたのだろう
わたしより年下だろうにわたしよりたくさんの人と触れたんだろうな
わたしよりうんと年上だからたくさんの場所に行ったんだろうな
木のように一つの所に留まってなくて
風のように実体がないわけじゃない
虫のように自分の意思で動けないのに
本のように特定の人達しか手に取らないわけじゃない
だからこそ今わたしの所に来たんだね
そしていつかわたし以外の人の所に行くんだね
わたしの手元から離れたあとにどれだけの景色を見るんだろうなぁ