ボクは博士がマスターのために作った
マスター専用のアンドロイド!
よろしくね!』
キラキラ瞬いた
星空を覗き込んだあの日
マイマスター
未完成のボクが
完成に一歩近付いた日
マイマスター
まだマスターが大切(最優先事項)な人だった時
いっぱい遊んだね
いっぱい笑って
いっぱい泣いて
いっぱい怒って
いっぱい一緒に
ずっとずっと一緒に……
いつかボクが完成したとしても
泣かないでほしいなと思ったんだ
思ってしまったんだ
マスター
マイマスター
いつしかマスターが大切な人から
大好き(エラー項目)な人になってしまった
完成(バグ)に近付いてしまった
マスター
マイマスター
機械が心を持つことはね
バグなんだ
あっちゃいけないことなんだ
でもボクは博士がマスターのために
作り出したアンドロイドだから
いつか心を持つように
人になってマスターを心から支えられるようにって
完成(バグを起こすこと)を前提に設計された
いつかボクという機能が死ぬことで
完成するロボットなんだ
マスター
マイマスター
次ボクが起動した時
それはもうボクであって
ボクじゃないけど
どうか次のボクも
愛してね
泣かないでほしい
泣いてほしい
笑ってほしい
惜しんでほしい
エラーだなぁ
エラーだらけだ
嬉しいなぁ
苦しいなぁ
ありがとうマスター
ボクは完成した
愛してるマスター
ボクは博士がマスターのために作った
マスター専用のアンドロイド!
そしてマスターの無二の親友!
さようなら!