2025年12月21日日曜日

人として在りたかっただけ

あーあ、詐欺師として指名手配されちゃった。
別に騙したかったわけじゃないのに。
そりゃあちょっとアレ良いなーとか、コレ欲しいなーとか言ったけどさ
別に要求したわけじゃないんだよ?
なのに勝手に俺に貢いで、期待した反応じゃなかったからって訴えるの酷くない?
勝手に貢いだのはそっちじゃん。
俺は君達の悩みや愚痴を聞いてたけど
それだけでしょ?
なのに勝手に俺に心酔して、勝手に俺に期待して、勝手に俺を悪者にして、何がしたいの?
頭の悪い可哀想な人達だ。

あ、シャボン玉。
随分高く飛んでるなぁ。
俺もあんな風に飛べたなら、ちゃんと俺を見てくれる人の所に行けるのかなぁ?
俺がシャボン玉だったら
きっと俺を見つけてもそれだけで、俺に何も期待しなくて、俺に触れようともしないはずだ。
……あぁでもやっぱシャボン玉は困るかも、だって、あっ。
あーあ、壊れちゃった。

白百合に囚われる

黒い髪、白い髪 黒い瞳、緑の瞳 傷だらけの体、玉のような肌 顰めっ面、微笑み 隙のない佇まい、いつでも殺せそうな儚さ 執事、主人 守る者、守られる者 ……あぁ二人は全く違う。 愛しい人、こんなに違うのにあなたは私を愛してくれる。手を差し伸べてくれる。 その美しい手で私を救ってくれ...