2025年3月31日月曜日
普遍
2025年3月30日日曜日
桜餅と仔猫
2025年3月29日土曜日
幽か
2025年3月28日金曜日
犬も歩けば棒に絡まる
2025年3月27日木曜日
ポーカーフェイス
2025年3月26日水曜日
雪溶け
2025年3月25日火曜日
2025年3月24日月曜日
星の雫
2025年3月23日日曜日
所見
2025年3月22日土曜日
ファム・ファタール
2025年3月21日金曜日
馴染む
2025年3月20日木曜日
ブラックコーヒー
2025年3月19日水曜日
2025年3月18日火曜日
儚きもの
2025年3月17日月曜日
案山子
2025年3月16日日曜日
電気が消えた日
2025年3月15日土曜日
You will always be in my heart
2025年3月14日金曜日
たらし
やぁやぁお客さん、あんた見ない顔だね旅人かい?
まぁまぁちょいと愚痴を聞いておくれよ
そこでみたらし団子を食べてる男は人誑しでね
美味しいもんに目がなくてよく涎を垂らしてるのさ
そんな顔に女も男も誑されほいほい飯をあげちゃってさ
そんであまりに美味しそうに目と頬を垂らしながら食うもんだからさ
みんなあの男が行った飯屋や菓子屋はこりゃあ美味そうだと思って我先にと食べたらしい
まったくこちとりゃ商売あがったりだよ
なんでそんな憎ったらしいのかって?そりゃああたしは瓦版を作っているからね
流行りになりそうなの物を探ってそれをお客さんに広めるのがあたしらの仕事さ
ようは文字という釣り糸を垂らして世論と言う名の生簀に新しい娯楽を送るのさ
まっ、あたしの仕事はそん中でもウチの班長の腹に来たらしい飯に関してだがね
これでもあたしの文を読んだ奴らは腹を鳴らして涎を垂らしちまうと言われる程度には得意なのさ
特に鱈料理に関しては得意中の得意さ!
だけど世間はそんなあたしの文字よりもあの憎ったらしい鼻垂らしが良いらしい
ああ恨めったらしい!もういっそと何度も思ったさ!
だけどあの鼻垂らしは本当に人誑しでねぇ
本当に美味そうに食うし、いつの間にか町にも、あたしの心にも幸せをもたらしてのさ
本当に憎ったらしい人誑しだよ
2025年3月13日木曜日
昆虫観察
2025年3月12日水曜日
転生
急かしなさんな your ハピネス
まるで迷い込んだ霧の中
あなただけが僕の顔
掴んで、潰して、新たな世界へ
次に見えるは your ハピネス
もう慣れたもんじゃねぇと
新たな顔を作り上げて
掲げて、晒して、誰を誘う?
もういいかい your ハピネス?
されど人生繰り返し
またあなたを憑依させ
笑って、歌って、人生謳歌
2025年3月11日火曜日
いこいの森
小学校のすぐ近くにある森
迷いも出来ない小さな森
きっと地図にその名はない
だけど皆がそう呼ぶのだ
いこいの森
朝は鳥たちが木々の隙間で鳴き
昼休みに子供たちが駆け回り
夜中には虫たちが合唱する
誰がつけたか知らぬが皆呼ぶのだ
いこいの森
春は端の桜を子供たちに降らせ
夏は虫たちの影になり
秋は置かれた原木に茸を実らせ
冬は鳥たちの枕になる
太陽と月が巡るように
だから私は今日もそう呼ばれるのだ
いこいの森、と
2025年3月10日月曜日
二つの箱
箱が二つあるとして
一つが自分を殺す毒薬が入った瓶
一つが大切な誰かを壊す何か
必ず開けなければならないとして
必ず結果が訪れるとして
私はどちらを選ぶだろう
私はどちらを選べるだろう
じわりじわりと色をなくして
ふわりふわりと揺れる視界のなか
わたしのかな
あなたのかな
しろいいきが
きこえない
気付く
木津に寄付で築いた義父の金城 生酢が好きなキツツキが気付いたkillの跡 木槌で傷付いた逃走のキツツキ慌てて木筒に入る 「ちとキツいがしょうがない 菊を供えられるよりキュウキュウキツい方がマシさ」 さりとて犯人近くをギルギルと木槌で音を鳴らしグルグル徘徊中 さぁどうするキツツキ?...
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遊びましょう ふふ、そんな顔しないで 使うのはトランプ 賭けるのは私と貴方のプライド ここから先は2人だけの世界 踊りましょう あらあら、すました顔して もしかしてスランプ? 欠けているのはこのカードかしら? ここから先も私だけの世界 楽しみましょう! まあ、苦しげな顔して ちょ...
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爽やかな風にフワフワ揺れる 桜の木の下 黒い箱からの魔法 目に飛び込んでくる 目に鮮やかなピンク色 わぁっと歓声が響き 君はご満悦そう 黒い箱に手がぞくぞく伸びる 澄んだ青の下 ピンクと緑の魔法 目に飛び込んでくる とても美味しそうな景色 イイな、オレも食べたい 幹から離れいそい...
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いつも身に付けてたイヤリングを自分の手で取り外した事を忘れ その重さを感じなかった事に違和感を感じました。 そんなふとした時にあなたを思い出します。 耳の下は空っぽで、それが何故かあなたがいなくなった時の事を思い出して。 大好きです、大好きでした。 いつも身に付けてるイヤリングの...